アンティークの縫い針セット☆
2011年 12月 31日
何といっても絵柄がとってもかわいらしいんです。
「Nesthäkchen´s Nadelmappe(ネストヘークヒェンの縫い針ファイル)」と書いてあります。
開いてみると、縫い針も2本ほど欠けているくらいで色々な大きさのものがたくさん!実用もばっちりできそうです。
こちらは先日のアンティークマーケットで購入しました♪
このNesthäkchen(ネストヘークヒェン)はドイツ語で「末っ子、甘えん坊」という意味なのですが、販売者の女性によると「Nesthäkchenというのは昔の児童書のタイトルで、これはそれにあやかったお裁縫グッズ」だそうです。
さっそく調べてみると、「ネストヘークヒェン」というのはElse Ury著の、1913年から1925年までに書かれた全10巻からなる児童書で、元気でお転婆なアンヌマリーという女の子が成長していく物語です。ローティーンの少女向けの本で、小学校に入学したり、第一次世界大戦が始まったり、大学で医学を学んだり、結婚して子供ができたりと、十巻の間にどんどん成長していきます。
100年ほど前の作品ですが、時代に合うように内容も改変して再出版されたり、ドラマ化されたりと、現在でもファンのいる人気シリーズなんだそうです。なかなか面白そうなのでちょっと読んでみたくなりました。
この縫い針セットは読者の少女向けに販売されたようです。
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by sutekidoitsu | 2011-12-31 06:34 | 雑貨