素敵なアンティークのポストカード☆
2011年 10月 14日
先日、偶然見つけた蚤の市でアンティークのポストカードをたくさん購入したとちょこっと書きました。それ以来、そのロマンティックさにすっかり魅入られてしまい、毎回蚤の市ではそういったカードをチェックするようになりました。
これから少しずつご紹介していきたいと思います♪
このモデルの女性の夢見る感じがかわいいですよね。髪型なども当時流行したものなんでしょうねー。
販売者のおじさんはアンティークのポストカードを専門に扱っている方みたいで、その中で一番最初に見つけたカードがこちらのものです。
素敵な雰囲気に惹かれ、どんどん同じような感じの見つけて手に持っていると、おじさんが「1910年代のものが多いね」とのこと。風景画や様々な年代のカードがあったのですが、どうも私は1910年代のポートレート系のものが好みのようです。
当時には既にこういったモデルさんがポーズをとった写真のポストカードが大量生産されていて、大衆に人気だったそうです。白黒の写真に彩色されたタイプのものもいくつかありました。(ちなみに、日本でも1904ー1905年の日露戦争で兵隊さんに支給されたのをきっかけに「絵葉書」が大衆に普及したそうです。)
さて、裏の消印には1911年8月27日とあり(書かれたのは8月26日)、切手には「Deutsches Reich(ドイツ帝国)」とあります。ちょうど100年前のものなんです。まだ帝政ドイツ時代のものですね。
(切手コレクターの方がたくさんいらっしゃるからか、切手だけがないカードが多かったのですが、あえて切手がちゃんとあるものを中心に選びました。)
宛先にはFräulein Magda Jacobsenとあります。Fräulein(フロイライン)は今ではもうほとんど使われなくなった未婚女性に対する敬称で「お嬢さん」という意味なので、マグダさんという若い女性宛のカードのようです。
内容は・・・残念ながら読めませんでした。昔の人は達筆なんですね・・・彼に頼んだのですが彼も読めなくて「もしかしたら彼パパだったら読めるかも」とのことでした。ドイツ語自体も古いみたいですし。うーん、残念。
おそらくは誕生日のカードではないかということで落ち着きました。
なにはともあれ雰囲気がロマンティックで素敵ですよね。
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by sutekidoitsu | 2011-10-14 05:53 | アンティークカード