日曜日はカーニバルのパレードでした☆
2016年 02月 09日
有名なケルンや隣街デュッセルドルフのカーニバルは皆、「薔薇の月曜日」に行われるので、それに被らないように、この街では日曜日にパレードが行われます。ただ、月曜日はお店はほぼ全部、しっかり休みなので、カーニバル好きは更に、デュッセルドルフやケルンまで遠征に行くそう。今回は嵐が来るということで、月曜日にある各地のパレードの開催は危ぶまれていましたが、ケルン以外はやっぱりキャンセルになったみたいですね。ママ友Yさんによると、「昔、キャンセルになった時は5月に延期になった。」とのこと。せっかく力を入れて制作した山車でパレードできないって、ショックですもんね。
さてさて、昨日のパレードの前に、夫が「家族に娘の仮装姿を見せたい!」とのことで、スカイプでてんとう虫姿を披露していました。
娘は寝起きでちょっとご機嫌斜めでしたが、てんとう虫姿は好評でした♪
ちなみに、私は頭にハスキーのぬいぐるみが着いた被り物、夫はミツバチのサングラス、という、「恥ずかしかったら、すぐに外せる」控えめな仮装。いざ、コスチュームショップに入っても、恥ずかしさが出ちゃうんですよね~。北ドイツ人からラインラント人になるのには、まだまだ時間が掛かりそう。
朝方は雨が降っていてどうなるかと思ったのですが、お昼頃には何とか上がって一安心。
この街の中心部は小さいので、家から歩けばすぐにパレードの通り道なのが嬉しい。ルートの真ん中くらいなので、開始ちょっと過ぎくらいに到着しましたが、まだまだ余裕のある感じ。
赤ちゃん連れに嬉しい、「ちょうどいい規模&盛り上がり」のパレードです。
ケルンやデュッセルドルフなどの有名なカーニバルにも興味津々なのですが、規模が大きすぎて、赤ちゃん連れには人混みが怖そうなので、これくらいがちょうどいいですね。この街には観光客は来ず、近隣のもっと小さな町の住人が見学に来る程度です。
ちょっと空いている所も時々見つかるので、どこで待つのがいいかな~、とチェックして歩きました。
警察の先導バイク&車が通ると、パレードがスタート!
何か怖いお面を被った人が、鈴を鳴らして歩いて行きます。
農家のトラクター?に引かれて、山車が通ります。
この辺りでは「Helau(ヘラウ)」と手を振りながらアピールをして、パレード参加者から振り撒かれるKamelle(カメレ)と呼ばれるお菓子を貰います。お菓子じゃなくて、ポケットティッシュとかもありますけど。
マーチングバンドも名物ですね。
気になっていた音量ですが、時々凄く大きいので「ベビー用の耳栓を持って来たら良かった~」と後悔。すぐに、十字路まで移動しました。十字路だと、後ろに移動できるので安心です。ただ、群衆も多いし、音量のこともあり、かなり後ろで見学することになったので、お菓子はあんまり飛んできませんでしたけどね。かなり勢いよく、山車の上から飛んでくることもあるので、赤ちゃん連れは後ろに下がっているのが一番です。
あ、写真真ん中の男性がミツバチのサングラスをかけた夫です。変なサングラスとか付けたことがないので、仮装初心者としては、大きな一歩ですよね。
山車もそれぞれ個性があっておもしろいです。
小さな街とはいえ、この地域の中心地なので参加協会数も多く、山車が全部通り終わるまで2時間ほど掛かります。
後ろの方で見学していましたが、2時間も立っていると、かなりのお菓子をゲット♪
このキノコ姿の女性陣の仮装、かわいらしかったです。
最後はカーニバル・プリンツの山車で終了。このプリンツ、もう疲れたのか最後、とっても投げやりにポップコーンの小袋を投げてました。まあ、2時間ずっと同じ動作するのはしんどいですよね。
と、最後の山車も終わり、帰ろうと歩き出すと・・・
ママ友Yさん夫婦に偶然遭遇!!二人は手作りの羊のペアルックでした。
Yさん宅のある隣町のパレードは月曜日にあるので、今日は来るかどうか迷ったそうですが、見に来たとのこと。二人の出会いはケルンのカーニバルに向かう途中の電車、ということもあり、カーニバルファンの血が騒いだのでやっぱり来たそう。住んでいる町のパレードの規模はかなり小さいそうだし、本当は今まで毎年のように行っていたケルンのカーニバルに行きたいけれど、赤ちゃん連れで無理なので、ちょうどいい規模のこの街のパレードの様子が気になったとの事。
V君はネズミのコスチュームでかわいらしかったです。
と、娘の初のカーニバルを楽しんだのでした。
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by sutekidoitsu | 2016-02-09 03:39 | ドイツ生活